
マラカイト結晶原石
マラカイト原石〜深緑の縞模様が魅力の「孔雀石」
天然マラカイト原石を通販でお求めいただけます。ご購入の際に役立つ基礎知識やスピリチュアル分野の解説もしておりますので、ご参考ください。
マラカイト原石とは:自然が織りなすアートピース
マラカイト(Malachite)とは、和名で「孔雀石(くじゃくせき)」と呼ばれる鮮やかな緑色の鉱物です。
銅の二次鉱物として、銅鉱床の地表近くで水や二酸化炭素と反応して生成されます。原石は、その生成過程により、塊状、ブドウ状、鍾乳石状など多様な形状で産出され、しばしばアズライト(藍銅鉱)やクリソコラ(珪孔雀石)と共生します。
また、アズライトと共生した「アズロマラカイト」のように、異なる鉱物が混ざり合った珍しいタイプも存在し、それぞれの個性がコレクターやヒーリングストーン愛好家に人気です。
最大の特徴は、研磨面に見られる濃淡の緑色による美しい同心円状や縞模様です。この模様が孔雀の羽の目玉模様を思わせることから、「孔雀石」という和名が付きました。銅の錆である緑青(ろくしょう)とほぼ同じ成分で構成されている点も特徴的です。
古くから顔料や装飾品として世界各地で利用されてきた歴史を持ち、その深みのあるグリーンは自然の力強さと神秘を感じさせます。
マラカイト原石の品質と選び方:色合いと模様に注目
マラカイト原石を選ぶ際は、深く鮮やかな緑色で、縞模様や同心円状の模様がはっきりとしているものが高品質とされます。
原石の形は多様ですが、塊状で模様が複雑に絡み合ったものは特に魅力的です。また、表面の光沢も重要な判断基準となります。
マラカイトはモース硬度が比較的低く(3.5~4)、衝撃や酸に弱い性質を持つため、原石の取り扱いには注意が必要です。
品質の高いものは、亀裂や欠けが少なく、模様が緻密で層の集合が均一であり、全体的なバランスが整っているかを確認しましょう。
未加工原石は加工品にはない自然のままの造形美をお楽しみください。
マラカイトの意味やスピリチュアル効果
マラカイトは「癒し」と「変革」の石と呼ばれ、心の浄化や感情の解放を促すとされます。
古来より「強力な保護作用」を持つとされ、邪気を跳ね返す魔除けのお守りとして重宝されてきました。ネガティブなエネルギーや外部からの悪意を吸収し、持ち主を危険から守ると信じられています。特にヨーロッパでは、古くから赤ちゃんや子どものお守りとして用いられてきた歴史があります。
精神面では、ストレスや緊張を緩和し、心の安定をもたらす強力なヒーリング効果が期待できます。心の傷や過去の痛みを乗り越え、変革と成長を促す力があるとされ、現状を打破したい時や、新しい自分に生まれ変わりたい時のサポート役としても最適です。
また、風水では力強い「火」の気を持ち、目標達成やキャリアアップの意欲を高めるとも云われます。さらに、孔雀模様が「平和と繁栄、長寿」を象徴していたとも伝えられています。
科学的根拠は当然分かりませんが、独特の縞模様を眺めていると心穏やかになる気がするのは不思議な感覚です。
マラカイト鉱物概要
- 名称
- マラカイト
- 英語名
- Malachite
- 和名
- 孔雀石(くじゃくせき)
- モース硬度
- 3.5~4.5
- 化学組成
- Cu2(CO3)(OH)2
- 比重
- 3.60~4.05
- 屈折率
- 1.65~ 1, 90
- 結晶系
- 単斜晶系
- 光沢
- 絹状~ガラス光沢
- 劈開
- 完全(一方向)
マラカイトの浄化方法
セージでの燻蒸、水晶クラスター、月光浴、音叉など。(水や塩による浄化は変質する恐れがありますので避けましょう)
また、強い衝撃を与えないようにしましょう。






















