
ミックススーパーセブンブレスレット
急激に価格高騰し続けるスーパーセブンブレスレット系天然石
スーパーセブン系の天然石は、この2年間の価格高騰は激化しており、特に品質が高くなるに連れて価格急騰が大きくなっています。実際、たった数年で当時の約10倍もの値がついてしまったものもございます。
そして、現在の採掘事情や流通状況を踏まえても、まだまだ価格高騰は続くと予測されます。(今より安くなることはまず無いでしょう)
本物?偽物?スーパーセブンという名称による市場の混乱
「スーパーセブン」という名前は、アメリカのクリスタルヒーラー「A.メロディー」氏が、ブラジルのエスピリトサント鉱山で発掘された鉱物に名付けた愛称です。
スーパーセブン(セイクリッドセブン)の定義は、(1)水晶(2)アメジスト(3)カコクセナイト(4)ゲーサイト(5)レピドクロサイト(6)スモーキークォーツ(7)ルチルの7種類で構成されていると認知されていますが、鑑別書では割合の多い鉱物が名称となり、補足として他の鉱物が含まれると明記されます。(例えば、鉱物名:レピドクロサイトインクォーツ、包有物あり:ゲーサイト含む)
産地についても、よほど確実性がない限り特定することは難しいでしょう。
よく偽物と勘違いされがちですが、“7つすべての鉱物が揃ってないとスーパーセブンじゃない” という言葉を耳にします。しかし、これは少し違います。その理由は主に下記のようなものが挙げられます。
- 水晶、スモーキークォーツ、アメジストは内包物ではなくベースとなる水晶である。
- 鉱床の性質上、ルチルが内包されたアメジストが採掘されることは99.9%ない。(ルチルインアメジストは無い)
- ゲーサイトとカコクセナイトは形状の違いであり、鉱物名は違えど同質であるため、1つの水晶に2つが内包されていることは認識困難。
- 結果的に、水晶、アメジスト、スモーキークォーツが混ざり合う水晶(トリカラー)に、最大3つの鉱物が内包されることしか考えられず、さらにそのアメジスト部分にルチルが入ることは99.9%ありえない。
いかがでしょうか。真意はわかりませんが、当時の発見者が判断したセブンという愛称がひとり歩きしてしまったことが原因なのではないでしょうか。
とはいえ、自然界で何千年もかけて形成される綺麗な水晶にいくつもの鉱物が内包されることは、特別であり神秘的であり、天然スーパーセブンの希少性は間違いないと言っていいでしょう。
パワーストーンとしてのスーパーセブンブレスレット(意味・効果)
奇跡のクリスタルと呼ばれるほど希少なスーパーセブン(セイクリッドセブン)のスピリチュアルパワーは非常に強く、浄化の必要がないほど底が知れないと言われています。
水晶の魔除け効果、アメジストの慈愛と心の安定効果、スモーキークォーツの邪気払い効果、カコクセナイトの精神安定効果、ゲーサイトの集中力や洞察力を高める効果、レピドクロサイトの自己表現力を高める効果、ルチルの金運など、構成する鉱物のパワーが相乗効果となり絶大な恩恵を受けるパワーストーンとして人気です。
スーパーセブンブレスレットの種類と見分け方
今では、スーパーセブンという名称は見た目から付けられています。基本的に、水晶の中にレピドクロサイトやゲーサイトが内包され、キラキラと水晶が煌めくものをスーパーセブンと呼んでいます。その内包物の色味が代わることにより名称も変わります。
◆レッドスーパーセブン(ファイアークォーツ):赤のレピドクロサイト、ゲーサイトが内包されたもの。
◆オレンジセブン(オレンジレピドクロサイトインクォーツ):オレンジのレピドクロサイト、ゲーサイトが内包されたもの。
◆アメジストスーパーセブン(パープルスーパーセブン):アメジストの中にレピドクロサイト・ゲーサイトが内包されたもの。
◆アメジストエレスチャル:パープルスーパーセブンの内包物(レピドクロサイト・ゲーサイト)が少なく、アメジストの色味が薄いもの、アメジストがバイカラーになっているもの、内包物として負晶(空洞)を持っているものなど、エレスチャルの特徴をもつもの。
◆ブラックスーパーセブン:水晶の中に黒いレピドクロサイト、ゲーサイトが内包されたもの。
◆花火スーパーセブン(ニードルヘマタイトインクォーツ):水晶の中に黒く煌めく針状のヘマタイトが内包されているもの。※見た目はの色味はブラックスーパーセブンと殆んど変わりませんが、針状のヘマタイトが光に反射し、夜空に咲く花火の様な煌めきを楽しめることから花火スーパーセブンと呼ばれています。
◆ミックススーパーセブン(ミックスセイクリッドセブン):上記のスーパーセブン系天然石ビースを集めて組み上げたブレスレットをミックススーパーセブン(またはマルチカラースーパーセブン)と呼びます。様々な内包物のスーパーセブンビーズを使用することで、よりスーパーセブンの名に近い作品に仕上げることができるのも特徴です。