アクアマリンブレスレット
穏やかな海を想像させるアクアマリンブレスレット
アクアマリンはベリル(緑柱石)の一種で、淡い水色から深い青色までのものを指します。(ベリル系鉱物は他にエメラルド、モルガナイト、ヘリオドールなどがあります)
アクアマリンは爽やかな青色が非常にとても綺麗な天然石であり、ネックレスやリングとしても大変人気の高い宝石です。
<3月の誕生石>アクアマリンブレスレットのスピリチュアル効果や意味合い
3月の誕生石として有名なアクアマリンの名称は、ラテン語で水の意味の「aqua」と海の意味の「marinus」に由来し、神話では美しい海底に住む妖精の宝石が、浜辺に打ち上げられた」とされています。
生命の源となる海を象徴するアクアマリンは、古代ローマの漁夫たちが「海難防止と豊漁」を祈願するお守りとして大切にされてきました。
遠くエジプト王家の墓からも出土されているほど、古代から人々に愛され崇められてきた強力な守護石アクアマリンとしても伝えられています。
また、中世キリスト教では「罪を洗い流してくれる石」と信じられており、アクアマリンのパワーストーン効果として、海のような穏やかさと寛容さで包み込み、深い愛情へ導くと伝えられています。
固定観念を取り除き、過去に捕らわれていた心を解放し “乗り越える勇気” を与えてくれる御守り石としても人気です。
アクアマリン鉱物概要
- 名称
- アクアマリン
- 英語名
- Aquamarine
- 和名
- 緑柱石
- 原産地
- マダガスカル、ブラジル、シベリア
- 成分
- Al2Be3
- 硬度
- 7.5-8
- 比重
- 2.63-2.83
- 結晶系
- 六方晶系
アクアマリンの青色。品質と加熱処理について
結晶は大型のものもあり、インクルージョンが比較的少ないという特徴があります。しかし、採取された原石の状況や時期によって品質差がかなり出やすく、それに伴い価格も大きく異なる傾向のある天然石です。大きくなれば色が薄くなってしまったり、透明度が下がったりと品質の良いものは少なくなっていきます。
微量な鉄元素によって青色が生まれていますが、宝石や原石も含め流通しているアクアマリンのほとんどは、加熱処理を加えることで原石が性質的に持っている緑がかった色味を取り除き、青い発色を上げています。
この熱処理に関しては人の手が加えられた人工物という意見もあれば、その石が持つ本来のポテンシャルを人間の英知によって引き出した秀逸品という意見もあります。
もちろん、ブルーの発色が非常に良く透明度も高い非加熱の純粋な天然アクアマリンがあれば最高ですが、ブレスレットに加工できるほどのものは無いだけでなく、紫外線によって退色してしまう性質があるため装飾品として使用することは現実的に難しいでしょう。
そういった、アクアマリンの特性も理解し天然石をお楽しみいただくことが天然石アクアマリンブレスレットの最適解かもしれません。
アクアマリンブレスレットの浄化方法
アクアマリンは退色性がありますので、長時間の太陽光をあてる日光浄化は避けましょう。
流水浄化がおすすめですが、セージ燻蒸や水晶クラスターなどを使用した浄化も問題ございません。