アポフィライト
幻想的な姿に心癒されるアポフィライト
ギリシャ語の「Apo=離れる」と「Phyllon=葉」から名付けれられたアポフィライトは、熱することで葉片状となる性質を持っている鉱物的特徴が由来となっています。
和名では魚眼石と呼ばれ、白色系石の輝きが魚の眼に似ていることから別名フィッシュアイストーンとも呼ばれる所以です。
アポフィライト結晶石の特徴や色
クォーツ結晶は六角形(六方晶系)ですが、アポフィライの結晶石は正方形(正方晶系)や柱状といった特徴をしており、柱の表面に条線(バーコード)が縦に表れているのも特徴と言えるでしょう。
また、劈開性が強く割れやすいことから四角いキューブ状になっている箇所が多い傾向にありますが、それが他の結晶と違った魅力ともなっています。
色合いは基本的には白~無色透明がほとんどで、透明度の高いものからレインボーの見えるものまで多様にあります。
稀にグリーンカラー(淡い緑色)を帯びたアポフィライトが採掘されることがあります。(産出量が少なく市場価値も高い傾向にあります)
また、赤いアポフィライトも存在しますが流出量は稀です。
アポフィライト鉱物概要
- 名称
- アポフィライト
- 英語名
- Apophyllite
- 和名
- 魚岩石(ぎょがんせき)
- モース硬度
- 4.5~5
- 化学組成
- KCa4[(F,OH)│Si8O20]・8H2O
- 比重
- 2.30~2.50
- 光沢
- 真珠光沢
- 結晶系
- 正方晶系
- 劈開
- 完全(一方向)
アポフィライトの意味やスピリチュアル効果
アポフィライトは、日々の生活における不安や心配、恐怖や憎しみなどの感情から持ち主を解放し、鎮静することでストレスを軽減してくれる効果があると云われています。
さらに、冷静な洞察力や直観力が向上し、高次元の精神に引き上げてくれるスピリチュアルパワーによって、目標を達成させる強い行動力と勇気を促してくれる力があるとも云われています。
アポフィライトを眺めていると、自然と心が穏やかになっていく気がするが本当に不思議です。