
ホワイトムーンストーンブレスレット
ホワイトムーンストーンに関する基礎知識やスピリチュアル分野での意味合いなどを解説しております。また、ホワイトムーンストーンブレスレットの商品もご覧いただけます。
ホワイトムーンストーンとは
宝石視点で見るとシラーが輝く長石全般を、“通称ムーンストーン” と呼ばれたりします。
これは、ムーンストーン、ペリステライト、ラブラドライト、アンデシン、サンストーン、アマゾナイトそれぞれ微妙に異なる化学組成を持っていても、「宝石名としてのムーンストーン」はシラー効果をもった長石類の総称名であり宝石名として扱われる場合があります。
主にシラーの色合いによって決められることが多く、宝石の中で種類分けするなら白色のシラーが輝くムーンストーンを “通称ホワイトムーンストーン” と呼びます。
ホワイトムーンストーンとペリステライトの違いとは?
一言で「ムーンストーン」と呼ばれるものはたくさんありますが、鉱物視点で見てみると異なる構造を持った別の石である場合があります。
鉱物としての「ホワイトムーンストーン」はアルバイト(曹長石)とオーソクレース(正長石)を主成分としたアルカリ長石を指すフェルスパー(長石)で、白色のシラーが輝く “アデュラレッセンス光彩効果” を持ちます。
一方、「ペリステライト」はアルバイト(曹長石)とオリゴクレース(灰曹長石)を主成分としており、2つのラメラ構造(層状)が高温で分離することで生まれます。ペリステリズムという青色の “イリデッセンス光彩効果” を持ちます。
つまり、主に「ホワイトムーンストーンとペリステライトの違いは鉱物視点で見れば異なる構造を持つ石。」というのが回答となります。
ちなみに、「レインボームーンストーン」はアルバイト(曹長石)とアノーサイト(灰長石)の固溶体で、特結晶内部に微細な層状構造持ち、非常に薄い層が規則的に交互に積み重なりに光が一定の角度で反射することで、ラブラドレッセンスと呼ばれる虹色のような色彩が現れる「鉱物名ホワイトラブラドライト」と呼びます。
ホワイトムーンストーン鉱物概要
- 名称
- ホワイトムーンストーン
- 英語名
- White Moonstone
- 和名
- 月長石(げっちょうせき)
- モース硬度
- 6~6.5
- 化学組成
- (Na,K)AlSi3O8
- 比重
- 2.55~2.59
- 屈折率
- 1.51~1.52
- ラメラ構造
- アルバイト(曹長石)、オーソクレース(正長石)
- 光彩
- アデュラレッセンス
- 色相
- 白色
ホワイトムーンストーンブレスレットの意味やパワーストーン効果
ホワイトムーンストーンは “月の満ち欠け” に影響する石と信じられており、健康を守るサポートストーンとしても知られています。
月の満ち欠けのように変化しやすい感情を穏やかに鎮め、心のバランスを取り戻す効果があると信じられており、穏やかな波動が、不安やストレスを和らげ、リラックスした状態へと導くとされます。
その優しいエネルギーが過去の傷やトラウマを癒し、前に進むための勇気を与えてくれる御守りストーンとしても人気です。
また、聖職者にとっては “神聖な石” として、愛し合う2人が贈り合うことで深く強く結ばれる “愛の絆” を象徴する石としても大切にされてきたと云われているそうです。