ピンクマイカインクォーツ(モスコバイト)
“別名モスコバイト” 繊細なマイカを包み込む透明で美しい水晶のコラボレーション
マイカとは、雲母というケイ酸塩鉱物のグループ名であり、英語の「mica(マイカ)」はラテン語で「micare(輝くの意)」から由来しているとされ、実際に「キララ」と文字を打てば変換されます。
ピンクマイカインクォーツの赤色は、白雲母(モスコバイト/Muscovite)に含まれるマンガンの影響によるものです。
マイカ自体は非常に柔らかく脆い鉱物ですが、水晶にインクルージョンされることによって、その姿をほぼ永遠に保つことができます。
モスコバイトの由来は、初めて発見されたのがモスクワ郊外を経由して流通が広まったことで別名「モスクワガラス」と言われていたことが要因ともされます。
ピンクマイカインクォーツの品質価値
品質基準としては水晶の透明度が重要であり、そこにマイカの発色と形状や内包量が影響してきます。
水晶の透明度が高く、それでいて内包密度も高い結晶は品質が良いとされます。
また、マイカは細かな形状が多いですが結晶が大きめのものは珍しいとされております。
そして何よりマイカの色合いが “濃く赤い” 発色の良いものほど人気が高く高品質として取引されます。
ストロベリークォーツとの違いは?
このピンクマイカインクォーツを別名でストロベリークォーツと呼ばれることがありますが、ストロベリークォーツは鉱物がレピドクロサイトとゲーサイトが混入したものを言い、もっと言えば、カザフスタンとメキシコの鉱山で採れるものに付けられた名称というのが正しいとされています。
ピンクマイカインクォーツは別の魅力を持っており、水晶の中で舞い散るマイカが、時が止まったかように閉じ込められている姿はなんとも神秘的で素敵です。
まるで日本の伝統工芸細工のような繊細で緻密なピンクマイカインクォーツを是非ご堪能くださいませ。
ピンクマイカインクォーツのスピリチュアル効果や意味
水晶によって守られた繊細なマイカは、自分の弱さを受け止めて前向きな気持ちを後押ししてくれる効果があると云われています。
また苦手な人や事柄に対して向き合えるようにサポートしてくれる「人間関係」にも作用するとされています。