
クンツァイト(リチア輝石、スポジュメン)
クンツァイトの品質価値
こちらではクンツァイトに関する商品をご覧いただけます。
クンツァイトとは
クンツァイトとは、スポジュメン属(リチア輝石)の一種で、ペグマタイト鉱床(火成岩)に主成分であるリチウム(Li)やアルミニウム(Al)が含まれたケイ酸塩鉱物です。
1877年にブラジル/ミナスジェライス州で透明な黄色の結晶が発見されたことをきっかけに知られるようになりました。
発見当時は多色性の特徴からトリフェーン(クリソベリル)やダイオプサイトの一種と考られていましたが、1902年に発見された美しい宝石品質の石が発見され、ティファニーの宝石鑑定士ジョージ・フレデリック・クンツの名前を由来とした「クンツァイト」という名称が定着しました。
茶色や黒い不純物がなく「抜群の透明度、色の濃さ、発色の良さ」という3要素が揃ったクンツァイトは非常に稀です。
クンツァイトの名称定義
リチア輝石(スポデュメン)は、ホワイトやパープル、グリーンやイエローなど、産地や採掘状況により結晶に含まれる他の成分が異なることで様々な色合いに変化し、名称も変わります。
クンツァイトという名称は、基本的に微量のマンガンが含有されることで優しいピンクやライラック色となった固有名称として使用されます。
しかし、形成する色品質はとても繊細で退色しやすく、よほど高品質でない限りその魅力をすべて伝えるのが難しい石でもあります。
そのため、一概にピンクと言っても、濃い「ディープピンク」やパープル寄りの「ライラック」、ほとんど透明に近いピンク(無色透明のリチア輝石)など様々ございます。また、通称名としてヒデナイトをグリーンクンツァイトと呼んでいたり、トリフェーンをイエロークンァイトと呼んでいたりもしますので、当店ではあえて「ピンククンツァイト」と呼称しております。
クンツァイトの鉱物概要
- 名称
- クンツァイト
- 英語名
- Kunzite
- 和名
- リチア輝石(リチアきせき)
- モース硬度
- 6.5~7.0
- 成分
- LiAl Si2O6
- 屈折率
- 1.66~1.68
- 比重
- 3.03~3.21
- 結晶系
- 単斜晶系
- 劈開
- 完全
クンツァイトの意味やスピリチュアル効果
クンツァイトは「純粋な愛」を象徴する宝石と云われており、愛と平和に満ちた空間の中に身を置くような、繊細かつ雄大な気持ちへ導くエネルギーを持ったサポートストーンとして大変人気があります。
「愛」といっても、人によって意味合いが違ってきます。特定の人に対する愛もあれば、平和を唱える愛もあります。それらすべてに大きく作用する効果をクンツァイトは持っているとされています。
片思いや復縁、子供や親への愛情、自身へのご褒美や、平和を望むとき、クンツァイトは身に着ける者の心身を癒し、愛と勇気を与えてくれるスピリチュアルパワーを発揮するでしょう。
クンツァイトブレスレットの浄化方法
セージによるスマッジング、月光浴、クラスター浄化がおすすめです。また、退色しやすい性質のため日光浴は避けましょう。
クンツァイトとの相性・組み合わせ例
個性を出した組み合わせ
→ クリソコラブレスレット
→ サンストーンブレスレット
パワーストーンとして組み合わせ
→ ラリマーブレスレット
→ スギライトブレスレット
透明感で組み合わせ
→ アクアマリンブレスレット
→ ラブラドライトブレスレット
同系色で組み合わせ
→ モルガナイトブレスレット
→ ルビーブレスレット
→ ローズクォーツブレスレット