
アイオライト
アイオライト(コーディエライト)の品質と価値
青みがかった紫色がとても神秘的で美しいアイオライト。
アイオライトの魅力は、見る角度によって違う色に見えることです。美しいパープルカラーから、明るい青色、そしてイエローグレーカラーにも変化するとても不思議なストーンです。
別名カラーチェンジアイオライトとも言われ、流通量が少なく高品質の原石であれば希少性が上がります。
また、スター効果やアベンチュリン効果が現れるものも存在し、品質が良ければさらに希少性が増します。
しかし、業者やバイヤーの間でもアイオライトの高品質品はなかなか出回っていないという状況です。
尚、アイオライトは特有のクラックや僅かな窪みなどが入りやすい天然石です。それらをご理解したうえで、お迎えくださいませ。
別名・呼び名の多いアイオライト
日本では新たに3月の誕生石として認定されたことでも有名な「アイオライト」は流通名であり、ギリシャ語で「ヴァイオレット」を意味する「イオス(ios)」に由来します。
実際の鉱物名はコーディエライト(cordierite)と呼び、フランスの地質学者ルイ・コルディエに由来しています。
また..、色合いがサファイアに似ていることから「ウォーターサファイア」の別名を持ちます。
そして..、見る角度によって色が群青色から淡い枯草色に変化することから、ダイクロアイト(Dichroite)という呼び名もあります。
これほど様々な呼び名を持つ石も珍しいかもしれませんね。
パワーストーンとしてのアイオライト(意味・効果)
アイオライトの力により第三の眼が開くとまで言われるほど、スピリチュアルパワーの強い石と云われています。
目標に向かって正しい方向への前進を促し、能力を高めると伝承されていますので、受験生のお守りや、開業時の守護などに持つ方もいらっしゃいます。
また、人生の羅針盤を象徴すると云われるアイオライトは「今を変えたい。」「不安な心を落ち着かせ前向きに変わりたい。」「人生を変える素敵な相手を見つけたい」といった想いから身に着ける守護石としても人気があります。
アイオライト概要
- 名称
- アイオライト(コーディエライト)
- 英語名
- Iolite(Cordierite)
- 和名
- 菫青石
- モース硬度
- 7
- 成分
- Mg2Al3(AlSi5O18)
- 比重
- 2.65
- 結晶系
- 斜方晶系(ガラス光沢)
- 劈開
- なし
- 主産地
- インド、スリランカなど