カバンサイト
カバンサイト(カバンシ石)とは
こちらではカバンサイトに関する商品をご覧いただけます。
カバンサイトとは、バナジルイオンを含んだケイ酸塩鉱物の一種です。カルシウム(calcium)、バナジウム(vanadium)、シリコン(silicon)から構成されることから、頭文字をとって名付けられています。
鮮やかなブルーの発色要因はバナジウムによるもので、細く小さな結晶が集合し放射状に成長したものが塊となる傾向が見られます。
沸石や岩石に付着した状態で採掘されることが多いですが非常に脆いため、大きな結晶が育っている、および複数の結晶が剥離しない状態でひとつの原石に維持しているものは貴重となります。
鮮やかな青色が大変美しい結晶ですのでルースの流通も行われていますが、脆い結晶であることから加工には不向きです。
カバンサイト(カバンシ石)の主要産地
カバンサイトの発見は比較的新しく、1973年にアメリカのオレゴン州で発見されたことで認知されました。
現在の主要産地はインドのプネー地区(Pune/プーナ)で採掘されるものがほとんどです。この地域で採れた良質なカバンサイトはブルーの発色が強く出ており大変美しく評価が高いとされています。
しかし近年、カバンサイトの価格は驚くほど高騰してしまいましたので、以前にも増して入手は難しくなってきております。
人気が高くコレクター必須の鉱物でもありますので、納得いく価格であれば早めに押さえておくことをおすすめします。
カバンサイト鉱物概要
- 名称
- カバンサイト
- 英語名
- Cavansite
- 和名
- カバンシ石
- モース硬度
- 3~4
- 化学組成
- Ca(VO)Si4O10·4(H2O)
- 比重
- 2.21-2.31
- 光沢
- ガラス光沢
- 結晶系
- 斜方晶系
- 劈開
- 一方向に完全
カバンサイトの意味合いやスピリチュアル効果
カバンサイトは宇宙のエネルギーと繋がる石と云われており、ヒーラーやセラピストからも注目されるスピリチュアルストーンのひとつです。
精神面に深く作用し、不可のかかる状態をリセットしてくれるとされます。
不安や悲しみ、ストレスやトラウマから持ち主を開放し、本来のポテンシャルを引き出してくれるトリガー的な存在となると信じられていることから、瞑想やチャクラコントロールにも有効とされているようです。
カバンサイトのお手入れと浄化方法
カバンサイトはモース硬度3~4のデリケートな鉱物ですので、お手入れの際は丁寧に扱うよう心掛けましょう。
強い出力のブロワーやホコリ取りなどは結晶剥離の恐れがありますので避けたほうが良いでしょう。
ホコリの付きにくいケースで保管するか、付着した場合には弱いハンドブロワーまたはピンセットで丁寧に取り除く程度に留めましょう。
浄化方法についても、直接触れず室内で行える方法として「セージ浄化」や「音浄化」などをおすすめします。