アパタイトとは、鉱物知識と品質価値、意味合いや効果。

アパタイトとは

アパタイトは燐灰石（りんかいせき）に分類され、ブルーやグリーン、イエローや赤などの半透明な色合いをしています。

アパタイトは生体との融合性が高いことから、歯磨き成分や化粧品といった工業用の原料としても使用されていることは有名です。さらに人工骨や歯根の素材としても用いられております。

品質高い光沢感あるアパタイトですと、美しいキャッツアイ効果を魅せてくれる貴重な宝石質もごく僅かに存在しており、そういった品質のアパタイト結晶石は装飾品として使用され市場価値が高くつきます。

アパタイトの鉱物概要

アパタイトの品質価値

通常のアパタイトは不～半透明な石でありクラックも多いため、透明度高いものは極僅かで希少です。

特に、さわやかなブルーやグリーンカラーがアパタイトとして最も一般的な色味になりますが、茶色い不純物が混じらず、艶と透明度があるお品は、ほんの一握りしかありません。

一眼レフとスマホで撮った場合や室内と屋外で撮った場合、さらに眺める角度が違うだけでも色合いが微妙に変化。ディープブルーからスカイブルーに...そして、エメラルドグリーンにも見える品質高いアパタイトも存在します。

透明度と発色を合わせ持ったアパタイトは品質価値があると言えるでしょう。

アパタイトは放射能が出ているの？

巷で気になられている話として、アパタイトには放射能が出ているから危険だ。といったお話を耳にすることがございます。

非常に濃いブルーのアパタイトからは含有されるナトリウムによって極微量に放射能反応が出るものもあるそうです。しかし、人体的に被ばくしてしまうような危険な量というのは線量500～1,000ミリシーベルト以上となるそうです。

ですので、アパタイトに含まれるナトリウムに含まれる程度は人体の影響に問題ない量となりますので、安心して良いレベルでしょう。

ちなみに、“放射能が含まれる鉱物” を好んで収集されているコレクターさんもいらっしゃるようです。

アパタイトの意味とスピリチュアル効果

アパタイトの石言葉：「真実」「自信」「調和」

名称はギリシャ語の「apatas＝騙す」に由来しますが、これはアクアマリンやフローライト、アメジストと間違えられたからと言われています。

パワーストーンとしての効果は、その逆となり「真実」を象徴する石とされております。

固定概念や周りを取り巻く環境などに惑わされることなく自己を主張することができる揺るがない精神性を与えてくれると云われています。

真実の愛、根源的な愛を実感できるよう導くスピリチュアルパワーを持っていると伝承されています。

その他、パワーストーンとしての効果は、肉体と精神のギャップを無くし “心身バランスの調律” を行ってくれる石とされています。

人体との親和性が高いアパタイトは、心身に滞った濁りを洗い流してくれる “精神の浄化作用” を持つヒーリングストーンとしても注目されているようです。

アパタイトのお手入れと浄化方法

アパタイトは、紫外線に長時間当たると退色してしまう性質を持っておりますので直射日光に長時間あたるような場所に放置するのは避けましょう。また、長時間の流水浄化も避けた方がよいでしょう。

また、アパタイトは硬度があまり高くないため、衝撃によって傷ついてしまう可能性もありますのでご注意ください。

そのため、浄化方法についても日光浄化や流水浄化は念のため避けてセージ燻蒸や水晶浄化をおすすめします。

アパタイトに相性の良い組み合わせ

アパタイトの美しいブルーを、同系色で合わせるならこちらの天然石がおすすめです。同じ青色でも鉱物が違うとまったく異なる表情を魅せてくれる対比も素敵です。

・アマゾナイトブレスレット
・アパタイトブレスレット
・カイヤナイトブレスレット
・ラピスラズリブレスレット
・ラリマーブレスレット

アパタイトおすすめ商品

アパタイトをお取り扱いするにあたり、透明度高く美しい発色を楽しめるブレスレットを中心に買い付けております。

「アパタイトはこんなにも綺麗な石なんだ！」と感動していただけるようなお品を取り揃えておりますので、どうぞご覧くださいませ。

アパタイトブレスレット

鮮やかなネオンカラーをお楽しみいただけるブレスレットは大変おすすめです。透明度や発色の良いビーズを厳選して組み上げておりますので、きっとご満足いただける逸品ばかりです。

アパタイト丸玉

観賞用としてならアパタイト丸玉もおすすめです。滅多に入荷することはありませんので、現存する場合はお早めに。