
ナトロライト丸玉(スフィア、球体石)
こちらではナトロライトについての基礎知識やスピリチュアル分野を解説しております。
ナトロライトスフィアもどうぞご覧くださいませ。
鉱物としてのナトロライトスフィアとは
ナトロライトは、ゼオライトグループに属するソーダ沸石(テクト珪酸塩鉱物)です。
化学組成は主にナトリウム、アルミニウム、ケイ素、酸素および水分子から構成され、水和物の形態を取っているため結晶中に結合水が存在します。
ナトロライトは細長い針状または放射状の結晶を形成することが多く、結晶群が集まった大変美しく繊細なディテールが特徴となっております。これは、火山活動後の冷却過程で形成されることが多く、火山岩の隙間や空洞内に堆積することで成長します。
科学的な視点で大変興味深い鉱物であり、その美しい結晶形状や化学的性質は多くの鉱物愛好家や研究者の関心を集めています。
ナトロライトスフィアの希少性
ナトロライトは産出量が少なく大変珍しい天然石です。
また、細長い針状の結晶が集合した形状のため割れやすく、加工が難しい石でもありますので、ブレスレットをはじめスフィアなどの加工品の流通は原石以上に少ない傾向にあります。
それだけに、ナトロライトの美しい部分を残してカットされたお品は、大変希少価値が高くなっています。
特に「天然石丸玉」は、同じ形状であることから同じサイズを集めて楽しんだり、洗練されたインテリアオブジェとして飾ったり、世界中にスフィアのコレクターは多くいらっしゃいます。
デリケートな天然ナトロライト原石を削り磨いていくことで上質な丸玉が完成しますが、「丸玉」は原石容量を多く必要としロスも多いため、“実は非常に贅沢なお品” です。
特にヨーロッパでは取り合いとなっているほど非常に人気が高まっており、その影響で日本国内に入ってこないという状況にも陥っています。
ナトロライト鉱物概要
- 名称
- ナトロライト、ナトロン
- 英語名
- Natrolite
- 和名
- ソーダ沸石
- モース硬度
- 5~6
- 化学組成
- Na₂Al₂Si₃O₁₀・2H₂O
- 比重
- 2.25
- 光沢
- ガラス光沢、絹状、真珠様
- 結晶系
- 斜方晶系
スピリチュアル分野でのナトロライトスフィア意味・効果
ナトロライトは、ロバートシモンズ氏が提唱している「シナジー12石」と呼ばれる、高い波動を持つ石のひとつに挙げられています。
「シナジー12石」は、他に「シナジー12石」は、他にダンビュライトやモルダバイト、タンザナイトやペタライト、ブルッカイトやスコレサイト、アゼツライトやヘルデライトなどがございます。
周囲の負のエネルギーを浄化し、心と空間をクリアにする助けになると信じられており、心を落ち着かせ、高次の意識とつながる絶大なスピリチュアル効果を持つストーンとして、多くのヒーリング実践者に注目されています。
また、空間浄化に用いられる原石に対して、角が無くエネルギーを全面に放出される “球体石は個人浄化に向いている” とされており、お気に入りの部屋や寝室に置いたりして、自分自身へエネルギーを効率良く吸収させるパワーストーンとして用いられるそうです。
強い浄化力で集中力を高め、精神的な洞察力や直感が研ぎ澄まされることで新たなビジョンを創造し、実現・成功に力を貸してくれ、運命を切り開く心強いサポーターとなってくれる。
そんな、浄化作用や精神的成長、内面の調和を促すパワーストーンとしてナトロライトは多元的な魅力を持つ存在と言えるでしょう。