
ガーデンクォーツ丸玉(スフィア)
自然が創り出した芸術品!ガーデンクォーツ丸玉
こちらでは、貴重なガーデンクォーツ丸玉をご覧いただけます。
鉱物が閉じ込められた水晶を観賞用として丸く磨き上げることで、原石の状態では判らなかった水晶内部をより明確にご覧いただけるようになり、ガーデンクォーツの魅力を最大限お楽しみいただけるのが丸玉のメリットでもあります。
長い年月の中で、偶然が重なることで自然に生まれる庭園水晶は、まさしく奇跡と言いようがありません。
ガーデンクォーツとは(鉱物知識)
ガーデンクォーツは、リモナイト、ヘマタイト、リモナイト、クローライト、トレモライト、マイカ、アンフィボール、ロイヒテンバージャイトなど様々な内包物が閉じ込められた水晶(インクォーツ)と言われています。
和名では「庭園水晶」と呼ばれたり、一般流通の多い緑色のクローライトが内包された様子から「苔入り水晶」とも呼ばれています。
また、橙色や茶褐色に発色する鉱物は、主にリモナイト(褐鉄鉱)やヘマタイト(赤鉄鉱)が要因とされています。
白色はロイヒテンバージャイト(白泥石)やトレモライト(透閃石)が要因とされ、光沢のある鉱物はマイカや角閃石などとも。
しかし実のところ、結晶の数だけ内包される鉱物の内容は異なりますので、このガーデンクォーツに内包されている明確な情報は鑑別機関に出したとしても特定は困難とのことです。
そんなところもインクルージョン水晶の深い魅力であり想像力が掻き立てられます。
ガーデンクォーツの品質価値
人気で言えば、ホワイト系鉱物が内包されたホワイトガーデンクォーツや、ワンカラーで統一されたタイプは高値で取引される傾向にあります。
しかし、ガーデンクォーツに関して品質を問うことは大変難しく、内包された鉱物は様々ですので優劣をつけ難いものです。
そこで、“ガーデンクォーツで最も重要なのは水晶の透明度” となります。
水晶の透明度が高ければ内包された鉱物の様子が明確にご覧いただけるようになりますので、より透明度が高い水晶を選ぶことは重要です。
その上で、お気に召したインクルージョンをご選択されると良いでしょう。
ガーデンクォーツで気づく “天然石の面白さ”
ガーデンクォーツは、天然鉱物の面白さと天然水晶の美しさを兼ね備えるイイトコどりな存在と言えます。
当店インフォニックで天然石を長年買い付けしているバイヤーも “石に興味を持ったきっかけはガーデンクォーツ” と言っています。
何千何万年かけて透明な水晶の中に複数の鉱物が積み上げれ形成された姿は、家に居ながらにして未開の地を探索しているような気分になります。
サンゴ礁のようなディテール、日本庭園のような苔、山頂を覆う霧や霞、偶然発見した特異な鉱石など、見れば見るほど発見が尽きません。
どうぞご自身の目で庭園水晶の “お散歩” をご堪能くださいませ。
ガーデンクォーツ鉱物概要
- 名称
- ガーデンクォーツ、ガーデン水晶
- 英語名
- Garden Quartz
- 和名
- 庭園水晶(ていえんすいしょう)
- モース硬度
- 7
- 化学組成
- Si02+混合物
- 比重
- 2.54~2.64
- 屈折率
- 1.54~1.55
- 光沢
- ガラス光沢
- 結晶系
- 六方晶系
※内包水晶のため、基本的に水晶としての情報となります。
<財運と健康>ガーデン水晶のスピリチュアル効果
ガーデンクォーツは「正財運(ギャンブル性のない財運)」を象徴し、真面目に働き築いてきた人に幸運をもたらす石と伝えられていることから、中国では自営業や経営者、ビジネス成功の縁起物として大切にされてきた水晶と伝えられています。
また、外部から受けるマイナスエネルギーから持ち主を守り、癒しと健康をもたらしてくれる効果を持つとも云われています。
“庭園水晶” とも呼ばれるテラリウムのように幻想的な水晶を眺めていると、不思議と心が洗われるように感じるのは案外自然なことなのかもしれません。