ゼッカデソーザ産(ゼッカデソウザ)水晶クラスター(未加工原石、群晶)
幻となった話題の水晶ゼッカクリスタル(ゼッカクォーツ)が奇跡の復活!
このブラジルのゼッカデソーザ水晶は、2019年に地上から数百メートル掘られた採掘場で発見された比較的新しいクリスタルです。
元々このゼッカデソーザ鉱床は、“レアメタル” を採掘するために作られたそうで、そこにたまたま上質な水晶が発見されたため、レアメタルと一緒に水晶も採掘したというのがゼッカデソウザ水晶採掘の始まりだそうです。
その美しさは、良質な水晶が採掘されるブラジル国内でも特に美しく透明度が高いとされる、あの有名な「トマスゴンサガ産水晶」に匹敵するということから、話題となりました。
しかし、2021年初旬に急な大雨に見舞われ採掘場が水没してしまった以降、採掘が不可能となり今後の復帰の目途も立っていない状況とのことでした。
なぜ目途が立たなかったのかと申しますと、ブラジルのゼッカデソーザ鉱床は非常に小さく、大人一人がやっと入れるほどの穴を垂直に数百メートル掘り、鉱脈に辿り着いたら真横に掘り進んで採掘する過酷な採掘現場という理由がありました。
それが、不幸にも水没によって無に帰すところを苦労の末に水を取り除き、ついに採掘が再開され話題となりました!
一面ごと交互に刻まれるスターブラリー、ヴィジョンクォーツ
水晶柱面にはバーコードと呼ばれる条線成長痕と、複雑な模様が一面ごと交互に刻まれている、“スターブラリー” “ヴィジョンクォーツ” とも呼ばれている非常に不思議な現象もちゃんと見られます。
中でも大型のクラスターは、大人一人がやっと入れるほどの非常に狭い場所で、水没や鉱山が崩れるなど非常に不安定なため、入荷することはなかなか難しいとこのことです。
また、ゼッカデソーザ産水晶クラスターは、水没によって流通が途絶え目途が立たなくなったことで、逆に注目を浴びたことにより価格急騰を余儀なくされた経緯があります。
良質で話題性もあるゼッカデソーザ産水晶が下落することはあまり考えられないと思いますし、今後益々数は減っていくでしょう。
“奇跡の復活” を遂げ、その美しい姿を再び現した「ゼッカデソーザ産水晶」を是非ご堪能くださいませ。