デュモルチェライトインクォーツクラスター（未加工原石、群晶）

デュモルチェライトインクォーツクラスターの想像を絶する高騰

デュモルチェライトは、1881年にフランスの古生物学者ユージン・デュモルティエによって発見された、主に深い青色や青紫色をしたケイ酸塩鉱物です。

火山噴気孔やマグマが放出される硼素の多い蒸気によって変成したアルミニウムやペグマタイトなどが含まれる岩（変成岩）から、粒状・繊維状および針状の結晶が密集して産出される傾向にある鉱物です。

主に青色や青紫色ですが、ピンクや赤、緑など様々な色が存在します。 特に濃い藍色はラピスラズリに似ていることから「デザート・ラピス」と呼ばれることもあります。

透明な水晶の中に内包されたものを「デュモルチェライトインクォーツ」と呼び、2014年の発見以来、その希少性と美しさから人気を博しています。

この数年でデュモルチェライトインクォーツは価格が10倍以上に跳ね上がった、非常に希少な石です。　最大の理由は、他の鉱物では見られない唯一無二の鮮烈なブルーの美しさ、そして圧倒的に少ない産出量にあります。

特に、透明度の高い水晶に美しいデュモルチェライトが内包された高品質なものは極僅かしか存在せず、その価値は急騰し続けています。現在では、中国国内で原石そのものが超高額で取引されるようになり、ブレスレットやルースを新たに仕入れることはほぼ不可能なレベルで入手困難です。

デュモルチェライトインクォーツの意味やスピリチュアル効果

デュモルチェライトインクォーツのスピリチュアル分野での意味合いは、過去に起こった負の行いを断ち切り、現世と向き合う強い波動を与えるパワーを持っていると云われています。

洞察力を高め、真実を見抜き、自らの力で運命を切り開けるような自信を持たせてくれる「思慮の石」とも呼ばれるサポートストーンとして認識されているようです。

情報過多や周りの影響を受け混乱してしまうような不安から解放してくれる作用が、人間関係やコミュニケーションなどを円滑にしたいという人にも注目されている石だそうです。

石を持っているだけで突然に意識改革が起きるとは思いませんが、“変わりたい、今を良くしたい” という想いは、何らかのトリガーがきっかけで「気づきと勇気」をもたらしてくれる場合があることは十分有りえることです。

長年の絆が呼び寄せた、運命的クラスター

こちらのデュモルチェライトインクォーツクラスターは、長年取引のある専門工場のオーナーとの特別な関係によって手に入れることができました。

オーナー所有の倉庫で偶然発見したこのクラスターは、加工するには不向きなディテールだったものが大事に保管されていたものです。

デュモルチェライトを有する希少な未加工水晶クラスターをお探しだった方は、是非ご検討くださいませ。