中国/山東省産モリオン（黒水晶）バッキーボール（C60フラーレン）

バッキーボールとは

「バッキーボール」とは、炭素原子60個からなる新しい炭素の同素体で、六角形20面と五角形12面の多面体（切頂二十面体）の分子構造です。この構造は1959年から採用されていたサッカーボールと偶然同じだったことにも驚きです。

正式名称は「C60フラーレン（バックミンスターフラーレン）」といい、デザイナーのリチャード・バックミンスター・フラーが建築したジオデシック・ドームから因んで「フラーレン」と名づけられたとされています。

発見者はハロルド・クロトー、リチャード・スモーリー、ロバート・カール氏で、1996年にノーベル化学賞を受賞しました。

また、2010年にはスピッツァー宇宙望遠鏡の科学者チームによって初めて宇宙での存在が確認されたことでも話題となっています。

現在でも半導体や医薬品、化粧品など、さまざまな分野への応用が進められています。

山東省産モリオンで作製されたバッキーボール

天然モリオンの採掘地は非常に少なく、市場に出回っている天然モリオンの90％以上が中国山東省になるかと思います。 残り5%はブラジルで、その他はロシアやネパール、パキスタン等でごく僅かに採掘される程度です。

しかし、3年ほど前まで採掘されていた山東省鉱山の地域が “軍事施設の建設” により閉鎖してしまったことで、強制的に採掘ができなくなってしまったことで、価格が高騰しております。

尚、人為的な放射線処理によって黒くしたモリオンも多く出回っています。もちろんご理解の上なら問題ありませんが、天然モリオンと偽って販売している場合もありますので、信用のおける販売店でお求めされることをおすすめします。

こちらのバッキーボールは、山東省産天然モリオンから作製されたお品です。精巧に造られたディテールは目を見張るものがありますので、是非ご覧くださいませ。

バッキーボールの意味やスピリチュアル効果

スピリチュアル分野において、バッキーボールは「賢者の石」と呼ばれており、レオナルド・ダ・ヴィンチが最強のパワーを秘めた “完全なる多面体” と称賛したことでも知られています。

構成要素のひとつとなる「五角形」は、陰陽道における五芒星と同じく万物を形成する5つの要素（火・水・木・金・土）を表し、「邪気を祓い幸運を呼び込む」とされます。

そして「六角形」は、風水における六芒星と同じく精神と物質のバランスを表す極めて安定した形状で、「健康と長寿を育む縁起の良いシンボル」とも云われます。

それらが合わさったバッキーボーは「願いを叶える」自己の成長と実現のための誘導体とされており、世界中のヒーラーやセラピストからも瞑想のアイテムとして注目されています。また、玄関やリビングなどに置いたり、部屋の四隅に置いて邪気払いの結界を張るといった活用方法も人気があるようです。

山東省産モリオンの意味合いや邪気払い・魔除けの石としての効果

モリオンは元々水晶だったこともあり、魔除け・邪気払いの効果が強いのですが、黒く変化したモリオン（黒水晶）は、その効果がより強くなると云われており、悪霊を追い祓う魔よけの石として古くから多くの人々に珍重されてきました。

そのため、不思議な体験談も多数聞かれることでも注目されている天然石です。当店インフォニックの店頭やネットショップでもモリオンについてのご質問や話題は後を絶ちません。

持ち主に降りかかる、不運や不安というマイナスエネルギーから守ってくれるお守りとして非常に人気があり、“お守り” として、お店や事務所、リビングや玄関などの「空間浄化」にご利用される方も多いようです。

モリオン（黒水晶）のお手入れと浄化方法

モリオン（黒水晶）はモース硬度7の水晶ですので、強い衝撃を加えなければ基本的には丈夫です。

ただし、モリオンの場合ですと表面に薄っすらと膜が貼っている場合や、細かな結晶が付着している場合もありますので、日光や流水など状態変化の可能性がある浄化方法は避けたほうが良いでしょう。

セージ燻蒸や音叉といった浄化方法を利用されたほうが、鉱物的維持にはおすすめです。