パイライトインクォーツブレスレット

インクォーツ系全般に言えることではありますが「高い透明度をもった水晶に内包されている」というお品は全体を見てもほんのごく僅かしか存在しません。

パイライトを取りこみながら長い長い年月をかけて水晶に内包されるパイライトインクォーツも、不純物が少なくパイライト結晶が明確に見えるほど水晶の透明度が高い品質はなかなか出回りません。

そのため、品質高いブレスレットの流通量は少なく、希少価値の高さから高値で取引されています。

最近では、絶対数が少なくなってきており「クオリティーが下がり、価格が上がっている」という現状が否めなく、お金を出せば品質高いものが手に入るということも難しくなってきております。

パイライトとマーカサイトの違いとは？

パイライトは硫化鉱物のひとつで、マーカサイトとは同じ鉱物で生成条件によって異なる同質異像です。

生成条件が低温のアルカリ性ならマーカサイト（白鉄鉱）となり、高温で酸性であればパイライト（黄鉄鉱）が生まれるといわれます。

さらに形状にも違いが生じます。マーカサイトインクォーツは板状の結晶であるのに対し、パイライトインクォーツはキューブ状の結晶が内包されていますので、見慣れればその違いは容易に判別できると思います。

しかし、マーカサイトをパイライトの名前で販売してしまっている場合もあり、市場の混乱に拍車がかかっています。実際にはマーカサイトインクォーツブレスレットもございますし、当店インフォニックではお取り扱いしております。

パイライト鉱物概要