ピンクオパールブレスレット
今や貴重!優しいピンクのコモンオパールブレスレット
オパールには数種類の分類がありますが、大きく分けると「プレシャスオパール/PreciousOpal」と「コモンオパール/CommonOpal」に分類されます。ふたつの違いは、主に “遊色効果の有無” で、ピンクオパールは遊色効果の無い「コモンオパール」に属します。
尚、鉱物視点でのオパールは2種類に分けられ、砂岩中に生成される「サンイストーンオパール」と、火山溶岩に生成される「マウンテンオパール」、色の違いによってブラック、ホワイト、ウォーター、ファイヤーの4種類に分類されます。
和名では蛋白石(たんぱくせき)と言う潜晶質の準鉱物ですが、その美しさから国際鉱物学連合ではオパールを正式な鉱物として認めているそうです。
その中で、ピンクオパールは鉱物でありながらも “微量な水分を含む” 珍しい性質を持っていることでも注目されています。
ピンクオパールブレスレットの希少性と品質価値
「ピンクの石と言えばピンクオパール」と挙げられていたほど流通していたピンクオパールも、この10年ほどで非常に少なくなってしまいました。今では若干ピンク色?程度の薄いピンクオパールの流通がほとんどとなってしまっています。
その影響から上質なピンクオパールは、5年ほど前から価格高騰に見舞われております。
ピンクオパールブレスレットの品質価値として、もうひとつ重要なのは不純物の有無です。
ピンクオパールは茶色や内包物が混入していたり、黒い縞模様が混ざっていたり、白濁してしまっている玉が多く、色味を揃えることが大変難しい石でもあります。 そんな中、限りなく不純物が混ざっていない綺麗な玉を集めて作製されたピンクオパールブレスレットは大変貴重で価値があると言えます。その上で、濃いピンク色をしていれば価格も一気に上がります。
ピンクオパールの類似品
ピンクオパールは人工的に創ることは不可能と言われていますが、類似品としてピンクタルクが流通しています。
これはピンクオパールの高騰と共に発生した事例ですが、フクロウやコアラなどの動物彫刻品が多く流通した際にピンクオパールと偽って販売されていることが問題となりました。
ピンクオパールは原石が薄く加工が難しく、細かな作業が必要な彫刻品を作ることは滅多に無いため、そもそも流通していないのが実情です。そのことから、一概には言えませんが発色の良いピンクなのに安価な物はピンクタルクの可能性が高くなります。
尚、加工し易く細かな彫刻が施されたピンクタルク彫刻は悪いものではなく非常に素敵で魅力的なお品ですので、あくまでピンクオパールとの誤解や偽りにのみご注意ください。
ピンクオパール鉱物概要
- 名称
- ピンクオパール
- 英語名
- Pink Opal
- 和名
- 蛋白石(たんぱくせき)
- モース硬度
- 5.5~6.5
- 化学組成
- SiO2・nH2O
- 比重
- 1.9~2.2
- 屈折率
- 1.37~1.52
- 結晶系
- 非晶質(潜晶質)
- 劈開
- なし
10月誕生石ピンクオパールブレスレットのスピリチュアル効果や意味
石言葉は「真実」「純白」「復縁」「愛情」「友情」「希望」
ピンクオパールは愛情表現を象徴する石と云われ、別名「キューピッドストーン」とも呼ばれるそうです。
不安や恐怖、否定的な思考から解放し、真実と純粋な心で明るく前向きにさせてくれるスピリチュアル効果があると云われております。
自分自身でも気づいていない持ち主の魅力を引き出し、新しい出会いを引き寄せより良い人生を導く希望の御守り石として人気があります。
また、ピンクオパールには改善の力が宿っているともされ、復縁や好転期に力をもらえるパワーがあるとして身に着けられる方もいるそうです。
ピンクオパールブレスレットのお手入れと浄化方法
ピンクオパールは天然石によく見られる劈開性のない石で、モース硬度以上に割合丈夫と言えます。
もちろん強い衝撃は与えない方が良いですが、気軽に重ね付けができるのも人気の理由です。
塩分には少し弱いので、ご使用後は軽く布などで拭いてあげるのも長持ちする秘訣です。
ピンクオパールは微量の水分を含んだ石ですので、おすすめの浄化方法は流水浄化です。セージ燻蒸や水晶浄化もおすすめです。