
グアテマラ産ヒスイ(翡翠)ブレスレット
グアテマラ産翡翠ブレスレットについての基礎知識やスピリチュアル分野を解説しております。
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グアテマラ産翡翠ブレスレット
グアテマラは、ミャンマー、日本と並ぶ世界有数の翡翠の産地として知られており、南部のモタグア川流域にある大規模な鉱山が存在します。
しかし、9割を占めるミャンマーと比べ圧倒的に産出量が少ないため、品質高いグアテマラ翡翠の希少性は高いと言えます。
グアテマラで採れる翡翠の特徴は、一般的なグリーン色の他に、薄紫色の「リラ翡翠」、深緑に豹柄のような模様が入った「ジャガー翡翠」、青リンゴのような黄緑色の「マンサーノ翡翠」など、様々なカラーの翡翠が産出されます。特に「グアテマラブルー」とも呼ばれるブルーグリーン系の色合いはグアテマラ産翡翠の代表的な色として認識されています。
グアテマラ産翡翠の価値
グアテマラ産翡翠は、その独特の色合いと品質の高さから世界中で注目されている宝石のひとつに挙げられ、近年では産出量が少ないこともありグアテマラ産翡翠の価格は上昇傾向にあります。
特徴的な青緑色の起因は、恐らく「オンファス輝石(オンファサイト)」と「ヒスイ輝石(ジェダイト)」が混在していることと、「オンファス輝石」に含まれる鉄イオンによるものとされています。
グアテマラ産翡翠の価値は、色、透明度、大きさ、加工の質などによって大きく変動します。特に希少な色合いや高品質のものは高値で取引されることがあります。
発色を伴った透明感のあるものほど品質価値は高い傾向にあり、翡翠の結晶粒が細かいほど透明感が増し、より高品質とされます。
グアテマラ産翡翠ブレスレットの意味やスピリチュアル効果
翡翠は、沈着さと忍耐力を養い、災難から身を守る力があると伝承されています。また、幸福と長寿を授けるとされています。
中でもグアテマラ産翡翠は古代マヤ文明と深く繋がりを持つとされており、緑色の翡翠は生命を与える水や作物、豊穣の象徴とされ、儀式や装飾品に用いられました。
また、ルーツや先祖との繋がりを意識させ、守護や導きを与えてくれると感じる人もいるようです。
生命力や成長、繁栄をもたらす力を持ち、自然界の力や宇宙のエネルギーと結びつく神聖な石として、新たな始まりや困難からの復活をサポートすると捉えられています。
さらに、グアテマラの神秘的な大地で育まれた翡翠は、深い洞察力や直感力を養い、真実を見抜く力を与えてくれるかもしれません。
翡翠の歴史(ジェードとジェダイトとネフライトの違い)
イメージ的に中国で採れそうな翡翠ですが、実は中国では翡翠は採掘されません。
というのも、翡翠という石はジェダイト(硬玉)とネフライト(柔玉)の2種類が混同して同じジェード(翡翠)として認識されていました。それを1863年以降フランス鉱物学者の分析によって、「ジェダイトを翡翠」「ネフライトをジェード」と判別するようになったからと云われています。
そして、中国ではネフライトは約1万年前から採掘され武器や装飾品に使われてきましたが、ジェダイト(翡翠)は採掘されずミャンマーから中国へ持ち込まれたのが普及したとされます。
翡翠(ジェダイト)の品質価値と偽物
翡翠の市場価値は、主に「発色と艶」それに「形」が重要となります。
人工処理については表面に艶を出すワックス処理が主流となっていますが、過度な艶出しを目的とした処理をして本来の色合いを逸脱するものは注意が必要です。
しかし、最も注意するべきは「染色」です。
加熱処理と合成樹脂を使用した含侵処理によって意図的に変色させたものが意外と多く出回っています。これによって低品質の翡翠を酸で溶けた隙間に樹脂が入り込み傷を目立たなくさせ艶感を増すことができます。
こういった処理を行った翡翠を “天然未処理” として販売するのは言語道断ですが、理解した上で低価格で翡翠を手にでき楽しめるのであれば、それも選択肢のひとつかと思います。